データ解析のFRONTEO メディカル領域でAI事業を拡充

2021年5月17日、FRONTEOは、ライフサイエンスAI事業を拡充し、「Medical Device領域」「Medical Intelligence領域」の2つを重点戦略領域として事業展開していくことを発表した。

FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて、膨大なテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援するデータ解析企業だ。

「Medical Device領域」では、現在治験を行っている「会話型 認知症診断支援AIシステム」を始め、転倒転落予測システム「Coroban」や「骨折スクリーニングAIプログラム」など医療機関向けのAI医療機器・ソフトウェアの開発を展開する。また、「Medical Intelligence領域」では、企業やアカデミアにおける医療・創薬領域でのAI活用ニーズの高まりを受け、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を多角的に支援する製品を展開していく計画だ。

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