REVIC 小田原市の報徳仕法への投資を実施 

地域経済活性化支援機構(REVIC)は、観光産業化投資基盤を無限責任組合員とする「観光遺産産業化ファンド」にて、報徳仕法(神奈川県小田原市)への投資を実施した。2021年2月10日に発表した。今回の投資は同ファンドの第3号案件となる。

報徳仕法は、小田原の地域活性化実現に向けて設立された、報徳二宮神社の関連会社。これまで、地場柑橘農家と共に地域内での農商工連携による加工品などの企画販売を行ってきた。

今回の投資により、更なる地域活性化の促進を図るたため、小田原市南町にて観光推進事業と地域コミュニティ事業を展開していく。まず2021年3月12日に、遊休不動産をリノベーションしたレストラン・カフェ・フラワーショップの複合施設「Hakoneguchi Garage 報徳広場」を開業する。観光収入を原資に、地域食堂など住民向けの様々なサービスを提供していく計画だ。

加えて2021年9月開業予定の、小田原城近くにある小田原市民ホールに附設する観光交流センター内カフェの運営も行う。報徳仕法では、小田原の駅前エリア-小田原城エリア-小田原漁港エリアを有機的に結びつける観光拠点として成長させ、小田原のツーリズム醸成を推進していく考えだ。

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