観光庁 今後1年の観光振興の行動計画を発表

観光庁は、「観光ビジョン実現プログラム2018」(観光ビジョンの実現に向けたアクション・プログラム2018)の決定を2018年6月12日に発表した。同日の「観光立国推進閣僚会議」で決まったもので、今後1年をめどとした観光振興の行動計画となる。

政府は、2020年の訪日外国人旅行者を4000万人とするなどの目標の達成に向け、17年9月~18年6月にかけて開催した8回の「観光戦略実行推進タスクフォース」で、有識者の意見を聞きつつ検討を重ねてきた。

今回公表されたアクション・プランでは、「魅力ある公的施設・インフラの更なる公開・開放」「文化財の多言語解説の充実、VRの活用による魅力発信」「国立公園のナショナルパークとしてのブランド化の更なる展開」「地域のDMO(観光地域づくりの舵取り役を担う法人等)の育成強化」などの施策を打ち出している。

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