ソフトバンク 映像AIベンチャーのカタリナと業務提携

ソフトバンクとカタリナ(東京都千代田区)は、IoTと映像AI技術の分野で業務提携契約を締結した。2018年5月14日に発表した。なおソフトバンクは、カタリナが2018年1月に実施した第三者割当増資を引き受け、資本提携している。

カタリナは、AIを用いた映像の解析で独自の技術を持つと共に、マイコン上で動作する組み込みディープラーニング技術を開発している。これらを用いることで、低コストでAI機能を実装したIoTデバイスの開発が可能になる。

この技術を使うと、公共車両に設置したセンサーの情報と、定点カメラの映像データの中の人や車両の情報の組み合わせで、精度の高い渋滞状況や観光流動予測が低コストで可能になる。また、建築作業の現場では、生体センサーを装着した作業者の状態と、カメラの映像情報を組み合わせで、複合的な状態把握が可能になるという。

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