オールアバウトとNTTドコモが資本提携 コンテンツマーケティングを強化

 

オールアバウトとNTTドコモは、2018年5月10日、資本・業務提携を締結したと発表した。NTTドコモが、大日本印刷の保有するオールアバウトの普通株式を、総額は26億7707万円で取得する。これにより、NTTドコモの議決権所有割合は16%となる。オールアバウトの持つ1300テーマに関するコンテンツ・データと、NTTドコモのポイントクラブ会員基盤や自社メディアを活用して、データを活用した広告商品の開発や生活者向けメディア事業の拡大を図る。

具体的には、3つの施策を計画している。1つ目が、オールアバウトが企業向けに提供するコンテンツマーケティングの強化。NTTドコモが保有するデータとオールアバウトのコンテンツを連携させる。共同広告商品の開発や販売も検討している。2019年度には開始する予定だ。

2つ目は、両社が運営する各種メディアにおけるサービスの相互送客で、2018年6月に開始する。両社において共同メディアを立ち上げることも検討する。

3つ目が、訪日外国人向けの日本情報サイト「All About JAPAN」と、「WOW! JAPAN」のメディア、マーケティング双方における連携。インバウンドビジネスを強化・拡大する狙いがある。

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