金融庁 FRONTEOをFinTechハブで支援決定

金融庁は、FinTech実証実験ハブにおいて、FRONTEO(東京都港区)の実験を支援することを決めた。2018年5月8日に発表した。FinTech実証実験ハブの支援決定案件としては3件目となる。

銀行では、営業員が作成した金融商品販売時の応接記録が大量に作成され、蓄積されている。また証券会社でも、膨大な数の「お客様から寄せられる様々な声(ご意見・お申し出)」の記録が生まれている。これらの記録を確認する業務負担を減らすために、FRONTEOの人工知能(AI)KIBITによるスコアリングと、確認の優先順位付けを行い、人の目による確認法と比較するのが、今回の実験の内容となる。実験の期間は、2018年5月~6月まで。三菱UFJ銀行、りそな銀行、横浜銀行、SMBC日興証券が実験に参加する。

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