長崎県の観光客の回遊をビッグデータで調査研究

 

長崎大学 ICT基盤センター・ナレッジプラットフォーム部門は、ソフトバンク、シナラシステムズジャパン(東京都港区)と、観光周遊ビッグデータの収集・解析を行う社会調査実験の共同実施で合意したと2018年4月23日に発表した。実験は4月25日に開始する。3者の共同研究では、企業2社が提供するサービスを活用し、利用者の同意を得て収集したログ情報の分析を行う。

 

研究テーマは2つ。1つは、ソフトバンクのWiFiスポットのアクセスポイントのログデータを使い、観光客の移動や滞在状況に関するデータを収集し、分析する。もう1つは、シナラのWebタグを活用し、観光事業者のホームページにアクセスしたユーザーの傾向を分析するもの。

 

研究には長崎県も協力し、県内の自治体・協力可能な施設を対象に、観光客の動向をより早く把握することを目指す。

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