JIS改正 安全標識をバリアフリーに

 

経済産業省は、4月に4件のJIS改正を行ったことを発表した。特に重要なものとして、「安全色および安全標識に関するJIS改正」がある。

 

安全標識は、遠くからでも確実に、一目で「禁止」「安全」などの指示内容を伝えられなければならない。今回、色の組み合わせに対する認識性調査により選定した色(ユニバーサルデザインカラー)を採り入れてJIS Z 9103(図記号-安全色及び安全標識-安全色の色度座標の範囲及び測定方法)を改正した。色覚異常がある人や、視力が弱い人でも容易に認識できるよう、標識の明度を上げたり、色を調整する変更を行っている。

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