観光庁 国際会議や国際展示会の国内経済波及効果を算出

 

観光庁は、2018年4月18日、国際会議(C)や企業会議(M)、企業の報奨・研修旅行(I)、そして展示会(E)を対象に、海外からの一定以上が参加している「国際MICE」の総消費額と経済波及効果を算出し、発表した

 

日本国内で2016年に開催された国際MICE全体の総消費額は5384億円、経済波及効果は1兆590億円と推計している。雇用創出効果は、国内全体で9万6000人、税収に対する効果は820億円と算出した。

 

経済波及効果が最も大きいのは国際会議で、6789億円。展示会1618億円、企業会議1614億円、報奨・研修旅行569億円と続く。国際MICEの総消費額の内訳は、主催者の支出が2395億円、日本人参加者の総消費額が1085億円、外国人参加者の総消費額が1059億円、出展者の総支出額が845億円。外国人参加者1人当たりの総消費額は、平均33.7万円となった。データの詳細は観光庁ウェブサイトで公開する予定だ。

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