厚労省 職業訓練教材の開発機能が鳥取県に移転

 

厚生労働省は、職業能力開発総合大学校の調査・研究機能の一部である、航空機・医療機器・自動車分野の職業訓練教材の開発機能の、鳥取県へ移転が完了したと2018年4月18日に発表した。政府関係機関移転基本方針に基づくものだ。

 

職業能力開発総合大学校の高度訓練開発室が、東京都小平市の同大学校から、鳥取県鳥取市の鳥取職業能力開発促進センターに移転する。室員は5人、室長は専任で鳥取に常駐するが、残り4人は併任となる。業務内容は、自動車・航空機・医療機器分野の職業能力開発体系の整備や、教材の開発で、企業・公共職業能力開発施設での実証訓練などによる検証も行う。開発に当たっては、鳥取県、県内企業と協力する。2018年7月から、まずは自動車分野の取り組みを開始する予定だ。

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