別府と大分　貨客混載で手ぶら観光

ヤマト運輸は2018年2月から、別府市の223の宿泊施設向けに、手荷物の配送サービスを実施している。市や地元企業との協力の下、観光客がホテルに寄らなくても手ぶらで観光できる環境を整えていた。また、大分交通、大分航空ターミナル共に、2019年のラグビーワールドカップ開催に備えた海外観光客への対応強化に着手している。

今回の取り組みでは、大分航空ターミナルのスタッフが、大分空港の荷受カウンターで10時までに手荷物を預かり、大分交通が大分市内行きの空港リムジンバスのトランクへ手荷物を格納して市内へ向かう。リムジンバスは各バス停を経由して、ヤマト運輸の大分ベースまで手荷物を運搬し、その後はヤマト運輸が各ホテルまで手荷物を届ける。今後の、荷受け時間や対象地域の拡大などは、3社で連携して検討する。