自動運転のアセントロボティクス 11億円を調達

 

アセントロボティクス(東京都渋谷区)は、2018年3月19日、創業以来初めての資金調達で11億円を得たと発表した。リードインベスターはSBIインベストメント。SBI AI & Blockchainファンドの第一号投資先となる。

 

調達した資金は、公道での自動運転の実証実験や、人工知能(AI)研究に用いる。実証実験に向けて、最新のLiDARやカメラなどのセンサー、サーバーを備えた自動車を複数台準備する。実証実験では、データ収集と、ロボットAI教育環境「ATLAS」の検証を行う。世界各国から優秀な研究者やエンジニアを集めるため、オフィスの移転や、海外拠点の開設に向けた準備も進める。

 

アセントロボティクスは、2020年までに、ドライバーの関与を不要とする「完全」自動運転車の実現を目指している企業(月刊事業構想2018年2月号参照)

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