経済産業省と東京証券取引所 「SX銘柄2026」に15社・「SX注目企業2026」に2社選定
経済産業省と東京証券取引所は2026年5月18日、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を通じて持続的に成長原資を生み出す力を高め、企業価値向上を実現する先進的企業群として、「SX銘柄2026」に15社、「SX注目企業2026」に2社を選定したと発表した。本銘柄の選定は今回で3回目となる。
SXは、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを同期化させ、必要な経営・事業変革を行うことで長期的かつ持続的な企業価値向上を図る取組である。経済産業省と東京証券取引所は、本銘柄の公表を通じて先進的なSX経営の取組が国内企業へ普及すること、また国内外の投資家らとの対話やエンゲージメントが促進されて資本市場における日本企業の評価が向上することを期待している。
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今回の選定は、東京証券取引所の上場企業を対象として2025年10月6日から11月28日までの期間に応募を受け付け、SX銘柄評価委員会による審査を経て決定された。
「SX銘柄2026」として選定された企業は、株式会社アシックス(その他製品、銘柄コード7936)、味の素株式会社(食料品、銘柄コード2802)、エーザイ株式会社(医薬品、銘柄コード4523)、SWCC株式会社(非鉄金属、銘柄コード5805)、ソフトバンク株式会社(情報・通信業、銘柄コード9434)、第一三共株式会社(医薬品、銘柄コード4568)、TDK株式会社(電気機器、銘柄コード6762)、東京応化工業株式会社(化学、銘柄コード4186)、東京海上ホールディングス株式会社(保険業、銘柄コード8766)、東京ガス株式会社(電気・ガス業、銘柄コード9531)、株式会社ニチレイ(食料品、銘柄コード2871)、株式会社日立製作所(電気機器、銘柄コード6501)、株式会社村田製作所(電気機器、銘柄コード6981)、株式会社りそなホールディングス(銀行業、銘柄コード8308)、株式会社レゾナック・ホールディングス(化学、銘柄コード4004)の15社である。
また、選定されなかった企業の中から特に優れた取組を実施しているとして「SX注目企業2026」に選定された企業は、キオクシアホールディングス株式会社(電気機器、銘柄コード285A)と三井倉庫ホールディングス株式会社(倉庫・運輸関連業、銘柄コード9302)の2社である。
経済産業省と東京証券取引所は本発表に合わせ、選定企業の具体的な取組を紹介する「SX銘柄2026レポート」を作成し、公表した。
2026年6月1日(月曜日)には「SX銘柄2026」の表彰式が現地で開催される。表彰式では受賞企業の表彰に加え、本銘柄の評価委員長である伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長)、受賞企業のCEO等、経済産業省代表者による講演やパネルディスカッションが予定されている。さらに、産業構造審議会価値創造経営小委員会で議論・とりまとめが進められている「成長投資ガイダンス」の内容も発信され、日本企業に求められる成長投資の考え方や、成長志向型コーポレートガバナンスの実現に向けた実践の方向性が示される。なお、表彰式は一般の参加も可能だが、現地のみでオンライン配信は行われない。