震災復興へ中学生が提案 環境大臣賞など3人が受賞

(※本記事は「いわき民報」に2025年3月19日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

賞状を手にする渡辺さん、斉藤さん、鈴木さん=左から
賞状を手にする渡辺さん、斉藤さん、鈴木さん=左から

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興や、環境再生に向けての取り組みをテーマに、環境省が主催した「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジ・アワード2024」で、福島県いわき市中央台北中から最高賞の環境大臣賞を含む3人の受賞者が生まれた。

チャレンジ・アワードは2020(令和2)年から始まった事業で、全国の中学生から大学生を対象に作文・プレゼンテーション、アートポスターを募集している。同校から受賞した3人はいずれも震災を知らない世代に当たるが、家族との対話を通じ、それぞれ自分の言葉でふるさとの将来を見つめている。

表彰式は8日、双葉町産業交流センターで開かれた。チャレンジ・アワードの中学生の部は作文で、福島の環境と未来に対しての提案やアイデアを1200字程度で求められた。募集期間は昨年7月から11月にかけてで、中央台北中では希望者に夏休みの宿題として書いてもらった。

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