環境省 ESGファイナンス・アワード・ジャパン 受賞者を発表

環境省は、2023年2月17日、4回目となるESGファイナンス・アワード・ジャパンの受賞者を発表した。アワードは5部門に分かれており、計7社が金賞を受賞した。

投資家部門(アセットオーナー)の金賞は第一生命保険。ESG投資の中期目標を前倒しで進捗させたことなどが評価された。間接金融部門では、静岡銀行・静岡県信用保証協会、三菱UFJ銀行が金賞になった。

資金調達者部門では三菱地所、金融サービス部門(評価・情報提供)ではブルームバーグが金賞に選ばれた。ブルームバーグは、独自のESGデータや分析ツール、欧州のSFDR(Sustainable Finance Disclosure Regulation)に沿った開示にも対応可能な情報の提供の取組などが受賞理由とされた。

環境サステナブル企業部門では、アサヒグループホールディングスど味の素の2社が金賞を受賞している。

この他、9件が銀賞に、11件が銅賞に、8件が特別賞に選ばれた。ESGファイナンス・アワード・ジャパンは、ESG金融に積極的に取り組む金融機関・団体や環境サステナブル経営に取り組む企業を評価・表彰し、その内容を多くの関係者と共有することを目的としている。

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