モンベル　農水省「ニッポンフードシフト」に推進パートナーとして参画

アウトドア総合メーカーのモンベルは、農林水産省が展開する国民運動「ニッポンフードシフト」に推進パートナーとして参画する。2023年8月29日に発表した。アウトドア活動と地産地消を組み合わせ、登山の際に地元の食を楽しめるような製品を提案したり、オンラインショップを通じて地方の産品を取り寄せられるようにしていく。

モンベルの取組を紹介するため、ニッポンフードシフト内に特設サイトを設けるとともに、モンベルのWEBサイト内にも特集ページを公開する。また、モンベルの会員向け情報誌「OUTWARD」にも掲載する。

モンベルのアウトドア製品には、屋外で炊飯したり、野立ができるセットなどがあり、地元で食品を購入すればすぐに調理が可能となるため、地産地消とは相性が良い。またモンベルは登山愛好家を中心とした会員組織「モンベルクラブ」を持ち、同クラブと提携している地域や施設「フレンドエリア」「フレンドショップ」のネットワークがある。全国のフレンドエリア、フレンドショップの中には、品質の高い食材や特産品をつくる生産者がいるため、「モンベル・フレンドマーケット」により通信販売でそれらを購入できる仕組みを構築してきた。これらの試算を活用してニッポンフードシフト運動を推進していく。