瑞浪市・日本ガイシ・事業構想大 地方創生推進に関する連携協定を締結

瑞浪市、日本ガイシ、事業構想大学院大学の三者は2024年4月19日、瑞浪市域の課題解決および発展を目的に、地方創生の推進に関する包括連携協定を締結した。また、同協定に基づく具体的な取り組みとして、「瑞浪市 未来と自然プロジェクト研究」を発足し、2024 年 6 月の開始に向けてプロジェクト研究員を募集することを発表した。

「瑞浪市 未来と自然プロジェクト研究」は、瑞浪市域における地域課題解決に資する事業の構築と人材育成の推進を目的として実施。瑞浪市域で新たな事業・サービスの開発を目指すプロジェクト研究員を一般より公募し、事業構想大学院大学のカリキュラム要素を生かしたプログラムを通して、事業の根本となるアイデア発想から、各自の具体的な事業計画策定までを研究する。

事業構想大学院大学が地域で推進している事業構想プロジェクト研究は、今回が岐阜県初開講となる。また、同プロジェクト研究は、日本ガイシから瑞浪市に寄付された企業版ふるさと納税を財源に運営される。研究会の期間は2024年6月〜2025年1月で、全19回。説明会や申込等の詳細はこちらのウェブページを参照

日本ガイシは、グループの環境ビジョンで「自然との共生」の実現への寄与を掲げており、その取り組みの一環として、岐阜県が推進する企業との協働による森林づくりに参画。2022 年 10 月に岐阜県、瑞浪市、東濃西部養蜂組合と、自社の社有林を活用した「林業と養蜂」の連携促進に関する協定を締結した。約 17 ヘクタールの社有地を「日本ガイシ みんなの森みずなみ」と称し、瑞浪の豊かな自然環境づくりに貢献している。瑞浪市と日本ガイシは、地域貢献における次の展開として、事業構想大学院大学を含んだ三者による産官学連携により、瑞浪の持続可能なまちづくりと地域課題解決を目指していく。



連携協定締結式の様子。左より、事業構想大学院大学学長の田中里沙氏、瑞浪市長の水野光二氏、日本ガイシ取締役専務執行役員の山田忠明氏

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