日本システム技術 近畿大学発ベンチャーとZ世代向け新サービス開発

日本システム技術(大阪府大阪市)は2023年9月8日、近畿大学発ベンチャーのやるかやらんか(奈良県奈良市)とともに、Z世代の学生とともに作る、学生のための就職活動支援アプリの開発を開始したと発表した。また、日本システム技術はこれまで企業から大学へシステムやサービスを提供するBtoB事業を主としていたが、同サービスの提供にあたり、企業から消費者にシステムやサービスを提供するBtoC事業にも進出する。

今回開発するのは、今の自分を正しく把握し、自分のなりたい姿から自己実現のために次のアクションが見つけられ、理想の将来への道筋までを明確にしてくれる「とことん等身大な自己分析アプリ」。「理想像」や「趣味」「特技」「興味のあるテーマ」「理想の暮らし」などの比較的回答しやすい設問から、ユーザーが次にとるべきアクションを提示することで、自己分析結果を自己実現に繋げるためのサポートを行っていく。

日本システム技術とやるかやらんかは、Z世代の学生の声を反映したサービスを提供するために協業を進めており、2022年12月にはZ世代の学生ニーズを把握する足掛かりとして、Z世代向けのマーケットリサーチを実施。同リサーチから得られた学生のリアルな課題を解決するべく、今回のアプリ開発に至った。また、近畿大学は「実学教育」を建学の精神とする教育機関として、学生に産学連携の機会を提供するとともに、学生の起業支援にも力を入れており、近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA」の一環として、今回の協業を支援していく。

ニュース2_0911近大

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