TOPPANエッジ 農作業委受託マッチングサービス「農託」を開始

TOPPANエッジは、 農業の効率化を図るWebサービス「農託(のうたく)」を2023年10月13日に開始した。個人経営体の農家と農作業受託組織(コントラクター)をマッチングし、負荷の大きい作業を容易に外部委託できるようにしたサービス。

農家の高齢化が進む中、負担が大きい作業の外注に対するニーズはあるものの、コントラクターの選定や適性中買う設定などの業務負荷が大きいという課題があった。TOPPANエッジでは2019年から農作業現場での情報収集を開始し、2021年には農作業マッチングサービスの実証実験を実施。その結果を反映して今回、サービスを開始した。農託では、作業の外部委託による農家の所得変化を事前にシミュレーションすることが可能だ。コントラクターに対しては作業原価計算支援機能を提供し、適正な受託価格を簡単に設定できるようにした。

農託は2022年に「農林水産業みらい基金」の対象事業に選定されている。TOPPANエッジでは今後、農家・農業法人だけでなく、地域農業を活性化したい自治体や農業協同組合に対して農託の普及・導入促進をすすめる計画だ。2027年度に年間マッチング案件数2万件を達成するという目標を掲げている。

農作業イメージ_一輪車

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