KDDIとACALL  オフィス事業を東南アジア・中東地域で共同展開

KDDIの海外現地法人であるKDDIアジアパシフィック(シンガポール) とACALL (兵庫県神戸市) の海外現地法人・ACALL ASIA(シンガポール)は2023年2月14日、事業提携を発表した。今後、ACALLが提供するワークスタイルプラットフォーム「WorkstyleOS」を活用し、東南アジア・中東地域の企業に向けたオフィス事業を共同展開する。

ACALLが提供する「WorkstyleOS」は、時代に合わせたワークスタイルを実現するために必要な機能(座席予約、自動受付、入退館管理、会議室予約、リモートチェックインなど)を全て備え、アプリケーションや外部サービス、IoTをつなぐことができる。今回の業務提携によって、両社が提供するソリューションを連携させることで、東南アジア・中東地域における企業の「時間」と「場所」に捉われない新たな働き方の実現を目指していく。

現在、東南アジアでは業務生産性向上を目的に、仕事をする環境を自分で選ぶABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を意識したオフィスレイアウトの採用が増加。また、コロナ禍を機に変化した働き方に伴い、オフィス・自宅・コワーキングスペース・出張先を組み合わせたマルチロケーションワークも浸透してきており、「業務に応じたワークプレイスを簡単かつリアルタイムに選択したい」「スタッフが今どこで働いているか検索したい」「会議室の利用率が知りたい」といったニーズが高まっている。

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