東京への送客50万人目標 ANTAが観光活性化を推進(国内観光活性化フォーラムin東京)

(※本記事は「旅行新聞」に2025年2月20日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

ブースのようす
ブースのようす

全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は1月28日(火)、東京都内で第19回国内観光活性化フォーラムin東京を開き、全国47都道府県から約3千人が集まった。地域観光のさらなる活性化に向けて、2~12月までの11カ月間に東京都へ50万人規模の送客を目指すキャンペーンの実施を決定し、会員の結束を強めた。

主催者あいさつで、二階会長は「東京は歴史、文化、グルメのほか、山間部や離島には豊かな自然を持つ、世界でも類を見ない都市」と述べ、「(多くの人が集まった)東京開催は、観光産業の現状を見つめ直し、未来のビジョンを共有する絶好のチャンス」と強調。「東京を起点として、地域にも観光による経済効果を波及させ、日本全体が良い環境となるモデルを構築することが重要だ」と呼び掛けた。

二階俊博会長
二階俊博会長

また、「観光は平和でしか成り立たない。ANTA会員は平和につながる崇高な業務を担っている」との考えを示し「誇り高い矜持を忘れることなく、切磋琢磨しながら、共に邁進していこう」と鼓舞した。

地元・東京都支部長の村山吉三郎実行委員長は「東京は政治や経済の中心地。皆さまも東京に仕事で訪れたことは多いと思いますが、旅行を目的とした訪問はいかがでしょうか」と投げ掛けた。

村山吉三郎実行委員長
村山吉三郎実行委員長

大会のスローガンを「ようこそまだ東京へ」としたことを紹介し、「東京のエリアは主に23区、奥多摩、伊豆諸島に分かれている。とくに奥多摩や伊豆・小笠原諸島は自然豊かで風光明媚な観光地が多い」と説明した。さらに、「出展ブースでは東京のさまざまな特産品を用意している。魅力を堪能し、多くの旅行者を送客してほしい」と求めた。

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