経産省 インパクトスタートアップの支援制度を立ち上げ、支援先を発表

経済産業省は、2023年10月6日、インパクトスタートアップへの集中支援を行う「J-Startup Impact」を設立し、ロールモデルとなることが期待される30社を選定したと発表した。

選定された企業は、J-Startupにおける支援国内外の大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、入札機会の拡大、民間企業とのマッチング支援などを受けられる。同時に、インパクトの測定・管理やグローバル認証取得などに関する専門家相談窓口の活用推進、各種イベントでの国内外に向けた発信・PR支援も実施予定だ。

今回の選定にあたっては約500社の企業から応募があった。民間有識者からの推薦内容を踏まえて評価を実施しているが、評価項目の1つである、「社会的インパクト向上を目指す取組(インパクト測定・評価や体制構築・情報開示など)」に関する手法の確立、ノウハウの普及はまだ確立されていない。

今回選定された企業は、五常・アンド・カンパニー、リージョナルフィッシュ、サグリ、ファストドクター、ユーグレナなど。選定企業の紹介や、検討会に関わったメンバーによるセッションなどを行う「J-Startup Impact設立記念セッション」を12日に開催予定だ。

ニュース1_経産省インパクト

■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら