ギークプラス 最新ヒューマノイド「Gino」を国内初公開、物流総合展で実機展示
AI物流ロボットの製造・販売を手掛けるギークプラスは2026年8月18日、ヒューマノイドロボット「Gino(ジーノ)」を、9月8日から11日まで東京で開催される「国際物流総合展2026」で国内初公開すると発表した。複数台を同時に展示し、倉庫内での協調動作や実運用のモンストレーションと技術紹介を行う。
Ginoは、あらかじめプログラミングされた単一動作を繰り返すロボットとは異なり、人間からの複雑な作業指示や周囲の状況を理解し、タスクを実行可能な具体的な実行手順へ分解しながら動作する最新のヒューマノイドロボット。物流現場における商品のピッキングやケース搬送など、これまで人手に頼ってきた複雑な手作業工程の自動化を目指している。Ginoの知能基盤には同社が開発した統合AIフレームワーク「Gravity」を採用しており、高度な状況理解と運動予測を組み合わせた独自アーキテクチャにより、人間のような思考と動作を実現する。
Ginoは、手と足を同時に連動させる「全身協調制御」を実現しており、対象物を掴み終えてから旋回、移動、腕上げと一連の動作を順次行う場合と比較し、1タスクあたりの作業時間を約30%削減できる。RGBカメラ画像、深度情報、3D点群データを融合し、対象物の境界や位置、姿勢、重なり具合を高精度に認識。透明包装されたパンやぬいぐるみなど多様な形状の荷物の把持、対象物の位置変更へのリアルタイム追従、AMRなどと連携したピッキングから搬送までの自動化に対応することができる。
ギークプラスは2017年に設立された、テクノロジーの力で物流課題の解決を目指すスタートアップ。自動化ロボット販売事業、ソフトウェア事業、フルフィルメント事業、コンサルティング事業を横断的に展開し、構想策定から導入、運用、改善までを一気通貫で支援する。国内におけるロボット販売実績は4000台強と業界トップクラスで、多様な業種・業態の物流現場において生産性向上と省人化を実現してきた。