ピノベーション 製造業に特化した新規事業創出サービスを開始
ピノベーション(愛知県名古屋市)は、中堅・中小製造業向けの新規事業創出サービス「アウトレ」の提供を2023年2月7日より開始したと発表した。同サービスでは12カ月間のプログラムの中で、アプリを用いながら、2週ごとのワークショップとメンタリングを通じて、新事業の創出をサポートする。
「アウトレ」は、製造業ですでに新規事業開発に取り組んでいるものの、新規事業を創り出すことに苦戦している企業をターゲットにしたサービス。新規事業を進める上での問題は、「新規事業を進めるステップがわからない」「新規事業を作るためのノウハウや知識が社内にない」「外部の力に頼ってしまって持続的でない」などがあるが、同サービスはこれらの問題の解決を重視したプログラム設計になっている。
具体的には、新規事業創出の上で必要なステップを体系的に学べる専用のアプリを用意。アプリはステージ構成で、次のアクションが明確になっているため、新規事業の初心者でも迷うことなく事業を進めることができる。また、新規事業を創り出すために必要な知識やノウハウを年に16回、オフライン学習コンテンツとして提供するほか、一企業あたり月2回のメンタリングを受けることができる。
「アウトレ」は2023年2月に第1期(4社参加)がスタートし、第2期は同年5月から、第3期は同年8月にスタート予定。開催拠点は、第1期は愛知県を拠点とするが、第2期からは静岡県にも拠点を拡げ、2023年中に計100社での導入を見込んでいる。