Clew 京都のシェアモビリティ拡大のため資金調達

Clew(京都市)は、シェアモビリティ事業拡大のため、第三者割当増資による資金調達を実施した。引受先は、京都銀行がグループ会社の京銀リース・キャピタルと共同で設立した「京銀未来ファンド3号 for SDGs」と、一般財団法人京都市都市整備公社。2022年6月6日に発表した。

Clewは、スマートロックを活用した「シェアサイクルPiPPA(ピッパ)」の京都エリアについて、旧運営会社のオーシャンブルースマート(東京都板橋区)から事業譲渡をされ、2022年3月より運営している。

今回調達した資金で、事業の要となるシェアモビリティ専用駐輪場の設置を進める。メインで展開する京都市内のポートを600か所に拡大し、サービスの利便性を向上させて、シェアサイクルを市内における当たり前の移動手段の1つにする。同社ではシェアモビリティサービスをユーザーとのタッチポイントと捉え、その先につながるサービスの構築を目指していく。

京都イメージ