セメント工場排ガスCO2の施設園芸活用 JA全農と太平洋セメントが取組開始
(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年3月31日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
JA全農と太平洋セメントは、セメント工場の排ガスから分離・回収した二酸化炭素(CO2)の施設園芸用途における利用に向けた取り組みを開始した。

施設園芸におけるCO2の施用は、温室内のCO2の濃度を高めることで植物の光合成を促進させ、農作物の収穫量増加を目的に実施される。日本の施設栽培の多くは灯油や液化石油ガス(LPG)等の化石燃料を燃焼させることで発生するCO2を使用している。
今回の取り組みは、セメント製造で発生する排ガスより分離・回収した高濃度のCO2を利用することで、化石燃焼由来のCO2の発生を削減することが可能となる。
続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。
-
記事本文残り69%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。