Dress Code 「車両管理/Fleet」β版をリリース 法定管理の属人化解消とコスト可視化を支援

Dress Code株式会社は、ワークフォースマネジメントプラットフォーム「DRESS CODE」の総務部門向けシリーズ「GA Force」の新プロダクトとして、「車両管理/Fleet」のβ版を2026年2月にリリースした。2月26日に発表した。

Dress Code株式会社の公式プレスリリースより

企業の車両管理においては、営業車やトラックなどの情報がExcelや紙の台帳、個別の専用システムに分散し、全体像を把握しにくい状況が常態化している。車検や保険更新といった法定管理も担当者個人に依存しがちで、異動・退職による引き継ぎ漏れのリスクが指摘されてきた。加えて、稼働率や利用実態が十分に把握されないまま遊休資産や過剰保有が放置され、コスト面での非効率も生じている。

「車両管理/Fleet」はこうした課題に対し、所有形態・使用者・拠点・用途を横断して閲覧できる管理台帳を中核に据え、法定・点検期限の管理、利用履歴・走行距離の記録、使用者の免許情報や特殊許可との紐づけなどを統合的に提供する。現時点ではβ版としての提供で、実際の利用企業からのフィードバックを反映しながら機能を改良していく方針だ。将来的には法定点検や証書の期限前に自動通知するアラート機能の実装も予定している。

「DRESS CODE」は、人事・情報システム・総務といった部門ごとに異なるツールや台帳で管理されてきた"人"に関わる業務を、共通のデータベース基盤のもとに統合し、属人化や重複作業、情報の分断を解消することを目的としたプラットフォームである。SaaSとして各業務領域に特化したプロダクトを提供しつつ、マーケットプレイスを通じて外部サービスとの連携も可能にする構成をとる。現在は人事向け「HR Force」、情報システム向け「IT Force」、総務向け「GA Force」の3シリーズを展開しており、今後は採用・プロジェクト・ガバナンス領域を含む6シリーズ体制への拡大を予定している。日本のほか、インドネシア、タイ、ベトナムでも利用実績がある。

車両管理は総務部門の業務のなかでも属人化が進みやすい領域であり、ガバナンスやコンプライアンスの観点から管理の標準化が求められてきた。特に船舶や航空機を含む複数種別の資産を保有する企業にとって、統一的な管理基盤の不在は長年の課題であった。「車両管理/Fleet」は、資産種別を横断した可視化と法定管理の仕組み化により、こうした管理課題に対する実務的な選択肢を提示するものといえる。