コウズ 「日本一小さい自治体」の富山県舟橋村とAI実証実験で連携

コウズ（大阪府大阪市）は2023年8月3日、富山県舟橋村と、同村公式サイトにおけるAI実証実験に関する連携協定を締結したと発表した。コウズのWeb解析・改善アドバイスAI「Groweb!Ai Answer」を活用し、サイトの閲覧者のニーズに寄り添った効果的なウェブサイト運用の実現と、住民サービス向上について実証を行う。 

富山県舟橋村は約1700の基礎自治体の中で最も面積が小さい自治体だが、近年ではベットタウンとして人口・世帯数ともに大幅に増加し、平均年齢は43歳（2020年）と若い。子育て世代や高齢者への情報発信、閲覧者の多様なニーズへの対応、地域住民向けのサービス案内、補助金などの執行率向上、地域住民のQoL向上等を目的とした村公式サイトのさらなる活用を目指している。

コウズはWebソリューションサービス「Groweb!」等を展開し、2019年からAI開発に着手。今回の実証では、AIが閲覧者のニーズを分析し、Webサイトの改善点を提案するサービス「Groweb!Ai Answer」を用いて、村公式サイトの改善施策を実施し、その効果を検証する。コウズのAI導入実証実験は鹿児島県奄美市、徳之島町に続き、今回の実証実験で3例目となる。