農業DXスタートアップがシリーズAで約1.7億円を資金調達

AGRI SMILE(東京都渋谷区)は、2021年9月27日、第三者割当増資による総額約1.7億円の資金調達を実施したことを発表した。AGRI SMILEは、産地で収集したデータと、生命科学分野の研究成果を合わせて農作物の栽培を管理する農業DXプラットフォームを開発・運営している企業。

増車の引受先は、個人投資家の梅田裕真氏、鈴木達哉氏、既存投資家であるマネックスベンチャーズ、 THE SEED。調達した資金は、農業DXプラットフォームの展開加速と組織拡大に投資する。

AGRI SMILEは2018年の創業から、農作物の栽培管理のデジタル化を支援する製品を提供してきた。持続可能な農業の実現というマクロな課題解決のため、2021年からは、農地での栽培から得られるデータ群と、生命科学の知見を組み合わせることによって、産地への科学的なフィードバックを可能にするプラットフォームの開発を加速している。