ラグジュアリーリセールのARCHIVESTOCK サザビーリーグから資金調達

ラグジュアリーファッションに特化したリセールプラットフォーム「ARCHIVESTOCK(アーカイブストック)」を運営するARCHIVESTOCK(東京都目黒区)は2026年10月25日、「Afternoon Tea」「Ron Herman」など40を超えるブランドを展開するサザビーリーグを引受先とする第三者割当増資を、2026年4月8日付で実施したと発表した。調達額は非公開。調達資金は、取引の安全性を支える保護基盤の強化や、出品・購入機能の開発に充てる。

「ARCHIVESTOCK」は「文化的価値の高いファッションアイテムの保全と継承」をミッションに掲げ、2023年8月に正式リリースされたサービスで、Z世代を中心に利用が広がっている。正式リリースから2026年8月末までの累計では、出品アイテムの85%以上、購入アイテムの93%以上をメゾンやデザイナーズなどのハイエンドブランドが占めているのが特徴。2026年8月の月間流通額は前年同月比で3.4倍以上に拡大している。

ARCHIVESTOCKが購入者向けに提供する鑑定サービス「プロ鑑定」は、アパレルやバッグ、シューズ、時計などを対象に5,500以上のブランドに対応しており、同社によると鑑定サービスを提供する国内主要フリマアプリ3社平均の約13倍にあたる。2024年10月には、グッチ、サンローラン、バレンシアガなどを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループのKeringが日本で初開催した「Kering Generation Award」で、120社超の応募の中からリセール企業として唯一、ファイナリスト11社に選出された。

サザビーリーグ執行役員の益田義徳氏は「サザビーリーグは主に一次流通を事業領域としてきたが、二次流通にも関心を持っていた」とコメント。ARCHIVESTOCK代表取締役の米永豪氏は「1年以上にわたる対話を経て、同社に理念と未来像を理解してもらえた」とし、今回の資金調達を機にプロダクト開発を加速させ、循環型プラットフォームを目指すとしている。