チャリチャリとOpenStreet 長崎市でシェアサイクル事業を共同展開
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するチャリチャリ(福岡市中央区)と、「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreet(東京都港区)は2026年10月21日、同月28日より長崎市内で共同でシェアサイクルサービスを開始すると発表した。観光やスポーツ観戦などで長崎を訪れる人の円滑な回遊を後押しし、スポーツツーリズムや観光の促進につなげることを目指す。
長崎市は豊富な歴史・観光資源を持ち、国内外から多くの人が訪れる。開業2周年を迎えた長崎スタジアムシティを中心に、スポーツやエンターテインメントを目的とした新たな人の流れも生まれている。今回の取り組みは、北部九州で高い利用実績と地域連携のノウハウを持つチャリチャリと、会員登録者数600万人超、全国30都道府県で展開するHELLO CYCLINGが、それぞれの強みを生かす形となる。訪問者が普段使い慣れたアプリでそのまま利用できる利便性を提供し、シームレスな移動を実現する。
長崎市では健康増進や環境負荷の低減、コンパクトなまちづくりに向けた取り組みが進み、自転車などラストワンマイルの移動手段の活用にも期待が寄せられている。両社はサービス開始当初を実証期間と位置づけ、自転車の交通ルールの周知や安全利用の啓発に取り組みながら、利用ニーズや利用状況を検証する。将来的には市民の日常の移動を支え、長崎らしい「自転車文化」の醸成を目指す。ポートの設置場所や導入台数などの詳細は、後日各社のWebサイトとアプリで公表する予定だ。
サービス開始当日の10月28日には、長崎スタジアムシティで「出発式」を開催する。両社の社長らが出席するほか、リージョナルクリエーション長崎、三井住友海上火災保険、長崎県警察の協力のもと、試乗体験会や交通安全啓発物の配布も行う。
チャリチャリは2019年の設立。福岡や名古屋、東京、熊本など9エリアに加え、2026年からは佐賀県唐津市でもサービスを展開している。