牛久市・太田胃散・事業構想大 地方創生推進に関する連携協定を締結

牛久市、太田胃散、事業構想大学院大学の三者は2024年2月26日、牛久市域の未来を担う人材育成及び共創による新価値創出を目的に、「地方創生の推進に関する包括連携協定」を締結した。また、太田胃散から牛久市へ、企業版ふるさと納税の寄附が行なわれた。今後、同連携協定に基づき実施する牛久市の地方創生事業で活用される。

太田胃散は、人的資本経営の基盤となるイノベーション人材育成を本格化すべく、2023年に事業構想大学院大学の「次世代経営者育成プログラム」に参画し、取り組みを強化してきた。今回新たな展開として、人的資本を含んだ自社の経営資源を活用した地域貢献を目指し、基幹工場のある牛久市との連携を検討。地域の担い手となる人材の育成を検討する中で、それらの知見・ネットワークを有する事業構想大学院大学も参画し、三者での連携協定締結に至った。

太田胃散は「良い医薬品は良い環境から」という信念のもと、緑に囲まれた筑波研究学園都市に隣接した牛久市に、1970年に茨城工場を設立している。太田胃散の太田淳之代表は、「半世紀以上にわたり製造拠点としてお世話になってきた牛久市は、当社において重要な事業エリア。企業版ふるさと納税を活用した取り組みによって、牛久市の地域活性化の一端を担うことができれば幸い」と語った。また、牛久市の沼田和利市長は、「包括連携協定により、産官学の連携体制が構築できたことを大変心強く感じている。太田胃散および事業構想大学院大学の知見やノウハウをお借りしながら、今後の地域課題の解決に取り組みたい」と語った。



左より、太田胃散代表取締役社長の太田淳之氏、牛久市長の沼田和利氏、事業構想大学院大学専務理事の小端進氏


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