京急電鉄 日ノ出町高架下を水辺のスポーツ拠点に
京浜急行電鉄(月刊事業構想2024年3月号参照)は、横浜市の日ノ出町駅〜黄金町駅間の高架下複合施設をリニューアルした。スタンドアップパドルボード(SUP)を運営する2つの施設に、陸上や水辺でのスポーツや地域交流機能を新たに加え、スポーツ・コミュニティ拠点として2024年6月15日にオープンさせた。
SUP施設の1つ、「横浜 SUP 倶楽部」では、誰もが気軽に「集い・学び・遊べる」をコンセプトにコミュニティスペース「River Station」を新設。ヨガレッスンなどを実施し、スポーツを楽しむ人々の交流を促進するとともに、コミュニティの形成を目指していく。もう1つの「水辺荘」では、クラブハウス2棟を新設し、店舗面積を拡大する。
今回のリニューアルは、2024年5月に発表した京急グループ第20次総合経営計画の中の、沿線価値共創戦略における事業方針「水辺のライフスタイルの実現を通じた沿線イメージの確立」および「ワーク・観光・スポーツ等の多様な「住働楽学コンテンツ」の導入」に当たる施策。同地域ではアートを核とした地域活性化策を進めてきたが、これに次ぐ新たな賑わいの柱として、スポーツや地域交流機能を強化したい考えだ。
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