農水省 海外の日本食レストラン数を調査、全世界で18万7000店に
農林水産省は、2023年10月13日、海外における日本食レストラン数の調査結果を発表した。外務省と協力して実施したもので、国産農林水産物・食品の更なる輸出拡大に役立てていく。
前回の調査は2021年に実施しており、今回の調査結果では海外の日本食レストラン数は前回から約2割増の18万7000店となった。アジア・欧州では、チェーン展開する企業の進出により数が増えた。北米ではコロナ禍の影響で約1割の減少となり、中南米では日本のアニメなどの影響による日本食需要の増加と調査方法の変更で約2倍に伸びた。国・地域別にみて日本食レストラン数が多いのは、中国、米国、韓国、台湾、メキシコとなっている。
なお各国・地域における店舗数のカウントは、1)現地のウェブサイトやガイドブックなどで「日本食レストラン」として紹介されている、2)現地の「日本食レストラン協会」のような団体に参加している、3)現地日本人会・日本商工会議所などで「日本食レストラン」として扱われている、4)在外公館において「日本食レストラン」として認識されている、の条件を満たすものに対し実施している。
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