世界初の極細内視鏡を開発 エア・ウォーターが医療と産業の両面で展開

(※本記事は「食品新聞」に2025年5月7日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

エア・ウォーターの豊田喜久夫会長(左)、慶應義塾大学の小池康博名誉教授(大阪府摂津市のエア・ウォーター健都で)
エア・ウォーターの豊田喜久夫会長(左)、慶應義塾大学の小池康博名誉教授(大阪府摂津市のエア・ウォーター健都で)

エア・ウォーター(AW)と慶應義塾大学は共同で、注射針より細い直径0.5㎜の極細内視鏡の開発に成功したと、4月21日に大阪府内で発表した。

世界初となるGI型POF(屈折率分布型プラスチック光ファイバ)技術を応用した「GI型POFレンズ極細内視鏡」で、注射出来る生体か所の内部が高解像度で観察可能となるので、切開を必要としない手術など、新たな医療の可能性を提供していく。また、同内視鏡を産業用に応用し、食品分野では、工場や研究施設での検査や農業分野では作物内部の生育状況の観察などの需要に対応すべく、今年5~12月をメドに同内視鏡のレンタルも開始する。

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