家具サブスクのCLAS　売掛債権の流動化と融資で19億円を調達

家具・家電のサブスクリプションサービスを運営するクラス（東京都目黒区）は、2022年11月2日、売掛債権の流動化ならびに銀行融資により、総額19億円の資金調達を実施したと発表した。

銀行融資のほか、インテリアを中心とした耐久財のPaaS（Product as a Service、商品のサービス化）プラットフォームを活用した、売掛債権の流動化も使った。外資系投資銀行のスペシャルシチュエーションズ（SSG）、三井住友銀行、りそな銀行、Flex Capital（月刊事業構想2022年12月号参照）、他一行（2022年11月2日時点、クロージング中）が資金を供給した。

クラスが運営する個人向けサービス「CLAS」の、10月時点での登録会員数は約18万人、法人向けの「CLAS BUSINESS」の登録企業数は1500社を超え、32カテゴリー・1,200種類の商品がスマホから簡単にレンタル・返却・交換できる。各金融機関からは、クラスのPaaSプラットフォームの収益安定性と将来的な成長可能性、持続可能な社会実現への貢献が評価さたという。