建設用3DプリンタのPolyuse 7.1億円を資金調達

建設用3DプリンタメーカーのPolyuse (東京都港区、月刊事業構想2023年1月号参照)は、2023年2月15日、7.1億円の第三者割当増資を実施したと発表した。新規投資家としてユニバーサルマテリアルズインキュベーター、SBIインベストメント、Emellience Partnersが参加し、既存投資家のCoral Capital、池森ベンチャーサポート、吉村建設工業も引受先となった。

調達した資金は、建設用3Dプリンタの更なる研究開発、生産・供給体制の拡充に充てる。すでに現在、パートナー企業を中心に3Dプリンタを順次納品している。精度や品質の向上、印刷方法の多角化などを目的に、さらなる研究開発を進める。また日々蓄積している施工データを施工管理や計画段階でも活用できるようにするプラットフォームなど、新領域にも発展させていく予定だ。さらに、研究開発拠点、製造拠点、専門人材の拡充といった施設や人材面も強化していく。

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