アダストリア　イトーヨーカドーと協業し、新ブランドを本格展開

アダストリア（月刊事業構想2022年3月号参照）は2024年4月24日、イトーヨーカ堂と協業し、新ライフスタイルブランド「FOUND GOOD（ファウンドグッド）」の展開を本格的に開始すると発表した。2024年2月に先行導入を開始したイトーヨーカドー木場店を皮切りに、2024年7月までに、イトーヨーカドー64店舗へ順次拡大していく予定。

アダストリアは中期経営計画のテーマに「アパレルカンパニーから、グッドコミュニティ共創カンパニーへ。」を掲げ、社内外のパートナーとの協業により新たな価値を創造するさまざまな取り組みを行っている。また、成長戦略のひとつに「新規事業の拡大」を掲げており、アダストリアが持つノウハウやバリューチェーンの強みを外部の企業・地域・団体などへ提供するビジネスプロデュース事業として、GMS（総合スーパー）衣料品売り場のプロデュースに注力している。

今回同社が総合プロデュースする「FOUND GOOD」は、30代～40代のファミリー層を主な対象とし、ベーシックで機能性もある実用性と、日々の暮らしを楽しくするデザイン性をバランスよく取り入れたアパレル、服飾雑貨、生活雑貨をラインアップ。現在、関東を中心にイトーヨーカドー47店舗で導入しており、7月までに64店舗へ順次拡大を予定している。さらに、生活雑貨の一部商品はセブン&アイグループが2024年2月にオープンした新コンセプト店舗「SIP ストア」で展開を予定するほか、イトーヨーカドーが自社編集で取り扱う衣料品としては初めてZOZOTOWNへの出店もスタートしている。

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