ニュージーランドのゼスプリ社で有機キウイの「公開確認会」実施 パルシステム

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年4月14日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

パルシステム生活協同組合連合会は3月、ニュージーランドのキウイフルーツ生産・販売会社ゼスプリ・インターナショナル・リミテッドを訪問。役職員と利用者が日本の生産者とともに農場を視察し、有機農法を実現するためのさまざまな栽培の工夫を直接確認した。

ゼスプリ社の農園を視察する参加者
ゼスプリ社の農園を視察する参加者

東京、神奈川、千葉、埼玉の利用者などによる一行は、パルシステムが産直提携を結ぶ産地で、生産物の安全性や地域環境の持続可能性を追求する栽培、品質管理の体制などを点検する「公開確認会」への参加を目的に訪問した。

2005年に取引を開始し、2012年に産直提携を締結したゼスプリ社の公開確認会は、2023年の訪問時にパルシステムから開催を持ち掛け、今年度初めて実現。ゼスプリ社の生産者は、土壌管理を追求し、ミミズや微生物による土づくりなど生態系の力を生かして有機フルーツ栽培をしている。日本で産直提携を結ぶ産地の生産者も、これらの有機農法の実践を確認するため同行した。

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