JR西日本、関西大学ら 新しい鉄道旅体験を生むSNS「エキぷら」を開発
JR西日本は2026年2月20日、JR西日本イノベーションズ(大阪府大阪市)、スパイスファクトリー(東京都港区)、関西大学の3者で、鉄道旅における新たな移動体験の創出を目的にした鉄道旅専用SNS「エキぷら」を開発したと発表した。同アプリは、JR西日本イノベーションズ、JR西日本コミュニケーションズ、ジェイコンテンツ、関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)の4者が事業主体となって実施する実証実験の一環として、大阪環状線沿線を対象エリアに、2026年3月31日までの期間限定で各アプリストアで順次配信される。
「エキぷら」は、途中下車そのものを楽しむことを目的とした、今までにない鉄道旅専用SNS。気になるテーマや興味をきっかけに、「この駅で降りてみたい」「ここに行ってみよう」と、移動の途中で立ち寄り先を見つけることができ、また地図上でその最寄り駅がすぐにわかるため、途中下車を直感的に楽しむことができる。今回は、大阪環状線沿線を舞台に、駅とその周辺に点在するスポットや体験を結び直すことで、これまで通過点になりがちだった駅にも、降りてみたいと思うきっかけを生み出すことを狙う。
同アプリは、JR西日本イノベーションズが開発・運営してきた鉄道専用SNS「Railil(レイリル)」によって培った鉄道旅の楽しみ方やコミュニティ運営に関する知見が基盤となっている。同社事業共創本部の白水菜々重氏は、「本アプリは、駅を単なる乗り降りの場や通過点としてではなく、周辺のスポットや体験情報を束ね、意味づける『ポータル』として再定義しています。駅と周辺情報を構造的に結び直すことで、駅や路線を移動の可能性を広げる起点として設計しました。本実証実験を通じて、鉄道旅行の移動体験をリデザインする可能性を検証してまいります」とコメントしている。