万国郵便連合国際事務局長に日本郵便の目時氏が就任へ アジア出身初
第27回万国郵便連合(UPU)大会議において、2021年8月25日に実施された国際事務局長選挙で、日本政府が擁立した日本郵便の目時政彦常務執行役員が選出された。UPU 国際事務局長にアジア・太平洋地域出身者が就任するのは初めて。
任期は2022年1月からの1期4年、最大で2期までとなる。万国郵便連合は国連の専門機関の1つで、国際郵便制度を所管しており、加盟国間の郵便業務を調整している。
目時氏は、1983年東京大学卒、郵政省に入省。外務省、文部科学省、郵政民営化推進室など様々な行政機関に勤務した後、日本郵便の国際事業部長や、UPU郵便業務理事会(POC)議長などを務めた実績がある。