サン・クレア、流域をテーマにした総合イベント「森WEEK 2026 @目黒」を4月開催
サン・クレアは2026年4月22日から25日の4日間、愛媛県松野町目黒・滑床渓谷を舞台に総合イベント「森WEEK 2026 @目黒」を開催する。南予アルプスを源とする「宇和海」と「四万十川」という2つの流域をテーマに据え、シンポジウム・フィールドワーク・コミュニティイベント・展示を組み合わせ、森・川・海の生態系的なつながりと、それを支える地域社会のあり方を実践的に探る試みだ。
イベントは「五感で体感する循環」のコンセプトのもと、3つの領域で構成される。「水の循環」では森から海への生態系の連続性と水産業への影響を議論し、「資源の循環」では放置竹林などの地域課題を活用可能な資源として再定義する。「人の循環」では多様な主体の交流と知識・文化の継承を促す場の創出を目指す。
サン・クレアが運営する森の国Valleyが開催拠点となり、東京大学森彰研究室が両シンポジウムに参画して研究知見を共有する。22日の宇和海流域シンポジウムでは宇和海の養殖事業者イヨスイ株式会社の荻原達也代表取締役社長が基調講演を行い、翌23日の四万十川流域シンポジウムでは川漁師・海漁師・料理人・行政関係者が登壇してパネルディスカッションを実施する。シンポジウムは無料・オンライン参加も可能で、自治体・行政関係者や水産・漁業関係者、ツーリズム事業者などの参加を想定している。24・25日のコミュニティイベント「バーニング目黒」では、参加者が放置竹林の伐採から竹炭化までを体験する実践的な環境再生の場を設ける。
気候変動を背景に、森林・河川・沿岸の連鎖的な劣化が各地で問題となっている。今回のイベントは、行政・研究・産業・地域住民が流域という地理的単位を共通の土台として議論する機会を提供するものであり、政策立案や産業振興への知見の接続が期待される。放置竹林の資源化というローカルな実践を伴う点も、地域再生モデルとしての参考事例になり得る。
