日本再生医療学会でシンポジウム 再生医療の次の10年に向けた議論を共有

再生医療で描く日本の未来研究会・日本再生医療学会共催シンポジウムが3月20日、神戸で開催された。第25回再生医療学会総会にて実施され、2025年度に全4回にわたり重ねてきた研究会の議論を総括として、講演、パネルディスカッションが行われた。

 


再生医療で描く日本の未来研究会は、再生医療に関わる政産官学の有識者が集い、再生医療の健全な発展に向けた課題や理想の姿を見据えたロードマップを策定し、その実現に向けた議論を2023年度より重ねてきた。また、日本再生医療学会と事業構想大学院大学は、2025年にMOUを締結し、再生医療の適正な普及に向けた政策提言および啓発活動に関して両者で協力の上、推進している。

 

2025年度は「再生医療の次の10年」をテーマに、「イノベーションの加速」「再生医療等/再生医療等製品の臨床評価」「医療保険財政と国民の理解」の3つを軸に議論を深め、パネルディスカッションではその要点が共有された。

 

研究会の議論は、今後の政策提言や産業振興に向けた基盤となることが期待される。再生医療がもたらす新たな医療の可能性を、いかに持続可能な形で社会に実装していくかが、日本の次の成長戦略の鍵となる。