三井住友ファイナンス&リース、アミタHD 廃棄物マネジメントで連携

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)とアミタホールディングス(月刊事業構想2023年12月号参照)は、廃棄物マネジメントサービス領域における協業のための基本合意書を締結した。2023年11月14日に発表した。

SMFLとアミタHDの事業子会社・アミタでは、それぞれ産業廃棄物の電子マニフェストなどを含む廃棄物マネジメントシステムを上場企業や製造業向けに提供している。またアミタでは、廃棄物管理に関するビジネスプロセス・アウトソーシング(BPO)サービスも手掛けている。

そこで、合意書に基づき両社がそれぞれの強みを活かして連携し、サーキュラーエコノミーを支援する新サービスの共同開発を推進する。具体的には、廃棄物マネジメントシステムの営業面での協働、運用・システム・サポート面での連携とサービスの向上、アミタの廃棄物管理BPOサービスの拡販と、ニーズに即した新サービスの共同開発・提供について検討していく。

コンプライアンスが特に重視されてきた廃棄物管理市場は大きな変革期を迎えている。特に、労働人口の減少に伴う業務のアウトソーシングと、サプライチェーン全体での温室効果ガス管理(Scope3)・デジタル製品パスポート(DPP)などの脱炭素に向けた情報活用のニーズが増えている。

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