ANAグループがNFT事業に参入　マーケットプレイスを開設

ANAグループは2023年5月30日、NFT（Non-Fungible Token、非代替性トークン）事業に参入したと発表した。エアライングループとして世界初のNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をオープンし、NFT商品の販売を開始した。

グループのWeb3事業会社ANA N EOがNFTマーケットプレイスをオープンし、開発中のメタバース旅行サービス「ANA GranWhale」とともに事業を推進する。NFT商品の第1弾として、航空写真家のルーク・オザワ氏のデジタル写真をNFT化。第2弾は、ANAがローンチカスタマーとして世界で初めて導入したボーイング787初号機の特別塗装機の3Dモデル等を販売する。マーケットプレイスではANAを含め計4社からのNFT商品の販売を行い、今後もNFT商品のラインアップを充実させていく。 

NFTはアートや音楽の分野で活用が進むが、ANAグループはNFTを航空業界に応用し、顧客との新たなつながりの創出を目指していく。今後は、日本各地の特産品等のNFT商品化を視野に入れているという。

ANA GranWhale NFT MarketPlace