ドローンファンド、自動運転船舶ロボットの炎重工へ出資

ドローンファンドは2023年2月24日、自動運転船舶ロボットを開発する炎工業(岩手県滝沢市)に出資したと発表した。

炎重工は遠隔操作・自動運転型の「Marine Drone」(水上ドローン)を開発する2016年創業のスタートアップ。Marine Droneはユーザーの使用用途に応じたカスタマイズが可能な、ミニボートサイズ(船体 3mx3m以下、出力 2馬力以下)の自動船舶ロボットで、導入にあたっては船舶免許や船舶検査が不要。 

養殖業における給餌を自動化する給餌ロボットや、人を乗せて水上を移動できる海床ロボット、密漁対策の監視船ロボットなど、幅広い分野での利用が想定されている。水上や船舶業界において人力で行っていた作業を代替し、人手不足や重労働などの課題解決を目指す。 

炎重工は今回の資金調達により、Marine Droneの製品開発および組織体制を強化し、事業成長を加速していく。

ニュース2_6891731

Marine Droneの特徴(炎重工ホームページより)