サントリー 長野の工場が国内食品工場初のカーボンニュートラル保証取得

サントリーホールディングスは2023年7月19日、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」が、英国規格協会(BSI:British Standards Institution)による国際規格、PAS2060の検証が完了し、カーボンニュートラルな工場としての保証を受けたと発表した。国内の食品工場では初の取得であり、長野県でも初の事例となる。

「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」は、2021年に「サントリー天然水」の新たな生産拠点、かつブランド体験型施設として稼働。太陽光発電設備やバイオマス燃料を用いたボイラーの導入、再生可能エネルギー由来の電力の調達などを活用した、同社グループ国内初のCO2排出量ゼロ工場となっている。

サントリーグループは、同社の「環境ビジョン2050」において「2050年までにバリューチェーン全体でGHG排出実質ゼロ」を、「環境目標2030」において「2030年までにGHG排出50%削減」を掲げている。今後も、内部炭素価格の運用や、設備投資を含む1000億円規模の関連投資などを通じ、グループ一丸となってサステナビリティ経営の実現を目指していく。

ニュース1サントリー0720