ベイシスら7社 広島で起業家を育成する広島イノベーションベース設立
ベイシスは2023年2月11日、広島銀行、もみじ銀行、中国新聞社、中国放送、広島大学、叡啓大学と共同で、起業家が起業家を産み育てる環境を創り、広島県の活性化を推進することを目的とした「一般社団法人広島イノベーションベース」を設立したと発表した。
広島イノベーションベースは、広島を代表する企業・団体と広島と縁のある起業家が一体となって、広島の起業家を育成する環境を創ることを目的としている。世界で1万7500名以上の会員を擁する世界有数の起業家組織「EO」と連携し、EOが35年以上にわたって培ってきた経営者が学び成長する仕組みを活用して起業家支援を行う。また、各地で活躍する国内EOメンバーを講師に招き、広島に先駆的な経験や知識も伝えていく予定だ。
ベイシスは2021年に東証マザーズ(現グロース)に上場し、「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、スマート社会をインフラで支えるインフラテック事業を展開している。同社は代表の吉村公孝氏が2000年に広島で創業し、その後本社を東京へ移したバッググラウンドを持っていること、またCSRの観点から社会的貢献の意義があるとし、広島イノベーションベースの設立参画に至った。