味の素 米シリコンバレーにCVCの新拠点を設立

味の素は2024年2月13日、米シリコンバレーにコーポレートベンチャーキャピタルの新拠点を2024年1月に設立したと発表した。同社はこれまで日本を拠点にCVCの活動を展開してきたが、同拠点の設立により、スタートアップとのパートナリング戦略構築や先端イノベーション情報収集をグローバルに推進していく。

また味の素は今回、同拠点と連携して米ベンチャーキャピタルファンドのTranslink Capital(米国カリフォルニア州)が設立したファンドおよび世界初の低炭素プリント基板を開発・製造するスタートアップ企業、エレファンテック (東京都中央区、関連記事)への出資を行った。

味の素は2023年2月に発表した中期ASV経営 2030ロードマップにおいて、アミノサイエンスの強みを活かした4つの成長領域(ヘルスケア、フード&ウェルネス、ICT、グリーン)を掲げている。同社のイノベーション戦略チームは今後、新拠点でのCVCを始めとするグローバルなパートナリング戦略構築等への取り組みを通じて、2030ロードマップの実現を目指す。

シリコンバレーのCVC新拠点

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