2021年2月号
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2021年度 新政策で生まれるビジネス

4言語対応の越境クラファン開始 インバウンド観光再建の年に

齋藤 慎之介(MATCHA CMO)

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新型コロナウイルスの影響で訪日外国人旅行者数が激減する中、MATCHAでは越境クラウドファンディングサイト「Japan Tomorrow」を開始。世界遺産「熊野古道」保全プロジェクトなどを通じて日本の魅力を伝え、観光地を支援している。

齋藤 慎之介(MATCHA CMO)

訪日旅行者に向けて日本の
情報を発信するMATCHA

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、訪日外国人旅行者数は激減した。日本政府観光局(JNTO)によれば、その数は2019年には3188万人を記録したが、2020年には累計約400万人(10月時点)となっている。

他方で10月1日以降、一定条件下でのビジネス等に限定し、すべての国・地域からの新規入国が可能となった。2020年10月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年同月比98.9%減だったが、2万7400人となり7カ月ぶりに2万人を超えた。

このような状況でも、世界ではコロナ危機終息後に向けたインバウンド観光プロモーションが、現在も盛んに行われている。「旅行に関する広告出稿やプロモーション費用は、世界的には従来と変わらないレベルになっています。インバウンドの集客は世界の国々との競争で、旅行者は皆、『次はどこへ行こうか』と考えています。今後、目的地に日本を選んでもらうためには、今、プロモーションを止めてはいけないと思います」。

訪日旅行者に向けて日本の情報を発信するWEBマガジンを運営するMATCHAのCMOである齋藤慎之介氏はこう指摘する。MATCHAは世界240以上の国・地域から月340万人以上が訪れる、日本最大の訪日観光メディアだ。観光スポットやグルメ、買い物、宿泊や交通などに関する幅広い情報を、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・タイ語など9言語のほか、外国人も読みやすい「やさしい日本語」で提供している。

熊野古道保全のクラファン
予定より早く目標額を達成

MATCHAでは2020年10月1日、新規事業開発やイノベーション創出支援を行うRelic(東京都渋谷区)と協業で、越境クラウドファンディングサイト「Japan Tomorrow」をスタートさせた。Japan Tomorrowは、来たる訪日外国人と観光事業者をつなぐプラットフォームで、日本語・英語・中国語(繁体字)・タイ語の4言語に対応している。

Japan Tomorrowのクラウドファンディング。MATCHAのメディア運営の知見を生かし、プロジェクト運営を支援している。熊野古道のプロジェクトで集めた資金は、古道の保全に用いられる

残り63%

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